左のロボットが「TWO HANDS」(トゥーハンズ)、右のロボットが「LITTLE BUDDY」 (リトル バディ)です。

2台のロボットが協力しながら、坂道や段差などの複雑なフィールドを走り回り、宝探しをする様子をイメージしました。

 

TWO HANDSは、操縦者がリュックのような形のコントローラーを背負い、操縦します。

操縦者の腕の動きをコントローラーで認識し、ロボットの2本のアームも操縦者の動きと同じ動きをするように作られているので、誰でも簡単に操縦することができます。

 

LITTLE BUDDYは、オムニホイールという特殊な車輪を採用しており、通常のタイヤと異なりロボット本体の向きを変えることなく360度どの方向にも進むことができるので、最短距離で素早い移動が可能です。

TWO HANDSが回収した宝箱を、LITTLE BUDDYが回収して運びます。

 

TWO HANDSでは、アームの連動部分の制御を簡略化するため、マイコンを搭載した自作のモータードライバを使用しています。

マイコンはSTM32F042を使用し、モータードライバ内でモーターの回転数の読み取り後の処理と回転数の調整を行うことで、メインマイコンでの処理を簡略化しました。

STM32F042はSTマイクロエレクトロニクス株式会社様が行っているユニバーシティ・プログラムによりご提供いただきました。